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【富山・政活費不正問題】辞任続出で問われる地方議会のあり方。偽造や水増し請求は当たり前?そもそも問題の発端は○○心があったから!?



中田宏
中田宏

nakada20160921

今、富山市議会がとんでもないことになっていて全国ニュースで流れています。
実は私は富山に縁が深く“県人二世”と言われます。
父が富山市出身で、子供のころから盆暮れになると富山に帰省していましたので“ふるさと”という意識があります。
大人になって政治活動を始めてからも富山とは何かとご縁があり、知人も多くいます。
今回の富山市議会のひどい状況は悲しく、“コツコツ真面目な北陸人”という富山のイメージがガラガラと音を立てて崩れている気がしてなりません。

富山市議による政務活動費(政活費)の不正請求問題はすでに3人が議員辞職、新たに6名が辞職願を提出、許可され、合計9人となりました。

この手口が本当にみっともなく、腹立たしい限りです。
領収書に自ら桁を一つ多く付け加えて水増し請求をするのは“カワイイもの”という具合で、領収書を偽造して行ってもいない会合の費用として請求するなどもあるそうです。
一部議員では常態化していて、現段階で一番多いとされている不正請求は約700万円です。
明らかに偽装ですから、“県人二世”としても恥ずかしい限りです。

富山のある方と話しましたが、現状は本当にひどく常習犯はこのようなことを繰り返しやってきたそうです。
これまでは表沙汰になりませんでしたが、真面目に活動している議員も今では「富山市議会議員」だと名乗れずに下を向いて歩いている状態だそうです。

事の発端は、富山市議会は実は6月に議員報酬(≒給料)を月額10万円増額しています。
このご時世に10万円とはなかなか洒落たというか勢いがあるというか、ムチャクチャなことをしています。
議員報酬を変えるには市の“特別職報酬等審議会”に諮り、最終的に妥当かどうかを判断する仕組みですが、報酬等審議会はきちんと機能していたのでしょうか?
“なぜ、今10万円も上げるのか”という議論がそもそも報酬等審議会で行われたのかどうかも問われていますが、そもそも富山市議会が上げたかった理由は、その前の2月に石川県・金沢市議会が報酬を上げて月額70万円にしたからでしょう。
富山は近隣かつ同じような規模の金沢に対してライバル心?があるのです。
報酬等審議会は審査の詳細はウォッチしていませんが、結果として増額を認めています。
このような経緯のなかで市民が「いったい富山市議会は何をやっているんだ」という目を向けるようになり、不正がどんどん出てきたのです。
富山市の森雅志・市長は地方中核市ではアイディアに溢れた非常に評価の高い方です。
しかしその分、議会がたるんでいるようでは「議会は要らない!」と言われてしまいます。

YouTuber(ユーチューバー)・シンクタンク「日本の構造研究所」代表    中田 宏
1993~衆院議員(3期)、2002~横浜市長(2期)、2009~総務省顧問、2011~大阪市特別顧問、2012~14衆院議員。青山学院大経済学部卒、松下政経塾(10期)卒

※本記事は「中田宏ブログ」の9月21日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。

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中田宏

中田宏 : 前衆議院議員/前横浜市長

中田宏事務所代表。 衆議院議員、横浜市長、大阪市特別顧問などを歴任。青山学院大学経済学部卒 松下政経塾(10期)卒。昭和39(1964)年9月20日生まれ。社員の父親の転勤に伴い小学生から高校生の間は横浜、大阪、福岡、茅ケ崎、横浜と移り住む。身長184センチ、体重75キロ。趣味は読書とフィットネスジムでのトレーニング。座右の書は「路傍の石」(山本有三)、座右の銘は「先憂後楽」。血液型、性格共にA型。

Twitter : https://twitter.com/NAKADAHiroshi

Webサイト : https://www.youtube.com/user/NAKADAHiroshiOffice

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