選挙ドットコム

日本最大級の選挙・政治家情報サイト

【アイドルからベテラン俳優まで】 国民怒りの声 総決起大会潜入レポート



宮原ジェフリー
宮原ジェフリー

憲法学者の小林節氏が代表となって立ち上げた政治団体「国民怒りの声」。その総決起大会が19日、千代田区で開催されました。予定候補者のほか、ゲストの登壇もあり、新しい政治団体にもかかわらず会場は熱気に包まれていました。

 

まずはアイドルが前座


開始予定時刻に正面に現れたのは立候補予定者でも事務局スタッフでもなく、アイドルグループの「制服向上委員会」の3人で。政権批判のコメントをはさみながら、3曲を披露。

制服向上委員会のRIANさん、橋本美香さん、野見山杏里さん(左から)。野見山さんは19歳で今回から投票権を得たとのこと

制服向上委員会のRIANさん、橋本美香さん、野見山杏里さん(左から)。野見山さんは19歳で今回から投票権を得たとのこと



決起大会の司会を務めたのは事務局長で、民主党政権で環境副大臣を務めた園田康博氏。

司会の園田康博氏

司会の園田康博氏



予定候補者と応援弁士が入場すると200人近くが詰め掛けた会場がわきあがります。
最初に登壇したのは国民怒りの声「応援団長」の宝田明氏。自身の不出馬の理由と、満州引き上げの経験を語り戦争の悲惨さを訴え、安倍政権で成立した安保関連法を批判、「小林先生に一生ついていく」と国民怒りの声への支持を求めました。

kokumin,

「応援団長」の宝田明氏



 

5月9日の結党1ヶ月間で集まった候補者たち


続いて壇上に上がったのが東京外国語大学の伊勢崎賢治教授で、小林代表とは国民安保法制懇の仲間。憲法を踏みにじる右派も、憲法9条があるから日本は平和だといいながらPKO派遣や日本の自衛隊がジブチに基地を置いている占領者となっていることやなどから目をそらしている左派の両方を批判し、アメリカの手の中に日本がいる状況を根本から変えることができるのが小林代表だ、と持ち上げました。

伊勢崎賢治教授

伊勢崎賢治教授



ゲストの挨拶に続いて、小林節代表のスピーチ。
結党の経緯、政権政党の自民党の批判だけでなく、連合の会長に「民進党というオリーブの木に入らないか」という誘いを受けたものの、原発やTPP、日米地位協定、沖縄基地問題で意見が合わなかったため決裂したというエピソードを披露。満席で立ち見多数の会場が沸き立ちました。

小林節代表

小林節代表


ギリギリ10人を超えた候補者数


その後、小林代表から比例代表で出馬する候補者を年齢順で紹介。
10人出馬させることで政党並みの選挙活動ができ、今回はなんとかその人数を上回る11人を集めることができたとのこと。

10名の比例候補者>

10名の比例候補者>



円より子氏や橋本勉氏といった国政経験者から、徳島・高知選挙区から野党統一候補として出馬している大西聡氏(小林代表の教え子)の配偶者の大西さちえ氏、医師の渡邊良弘氏、企業の内部告発を支援してきた吉田晶子氏、といった個性あふれる顔ぶれがそれぞれの主張・決意を語りました(ちなみに、国民怒りの声は党議拘束を設けず、党派を超えた自由な議論を目指すとのこと)。

最後に、紹介する度に会場が敵味方真っ二つに分かれる(小林代表談)小林興起氏が紹介されました。

最近は一人で街頭演説を重ねており、故赤尾敏氏のようだったと語る小林興起氏

最近は一人で街頭演説を重ねており、故赤尾敏氏のようだったと語る小林興起氏



毀誉褒貶の激しい人物ながら、長く政界の荒波に揉まれているだけあって、マイクを持つと一瞬にして会場を引き込み、笑いも取りながらしっかりと自身の主張を印象付けるパフォーマンスは圧巻でした。

マスメディアの数も多く、会場には老若男女が集まって出来たばかりの政治団体にしては異例の盛り上がりを見せましたが、最終的にどこまで支持を拡げて票を獲得することができるか、他の野党との住み分けはうまくいくのか、7月10日の投開票まで目が離せません。
宮原ジェフリー

宮原ジェフリー

選挙ウォッチャー、キュレーター(現代美術)。 1983年東京都出身。中学生時代から衆参の選挙の度に全選挙区の当落予想を続ける。ポスターデザイン、インディーズ候補、政見放送、選挙公報、街頭演説など選挙に関わること一切が関心領域。

記事一覧を見る

選挙をもっと、オモシロク。

選挙ドットコムでは”選挙をオモシロク”を合言葉に、より多くの選挙報道・政治家情報を掲載する日本最大級の選挙・政治家情報サイトです

Copyright © 2016 選挙ドットコム All Rights Reserved.