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うちわ大臣、ドリル大臣、そして文春大臣…目も当てられない安倍内閣のスキャンダルまとめ



増沢諒
増沢諒

うちわ大臣、ドリル大臣、そして文春大臣…目も当てられない安倍内閣のスキャンダルまとめ

TPPの交渉を担っていた甘利明経済再生担当相の辞任のニュースは、永田町を大きく揺らしました。しかし一方で、それでも安倍内閣への支持率は下がることがなく、改めて安倍内閣の盤石さが証明されました。

甘利氏辞任でも内閣支持率への悪影響見られず-毎日は8ポイント増
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O1UII96JTSEE01.html

大臣のスキャンダルは、頻繁に耳にするニュースのように思えます…
思い返してみれば、「うちわ大臣」「ドリル大臣」など、安倍内閣になってからも、世間を騒がせ、辞任に追い込まれた大臣が何人もいました。

「うちわ大臣」こと、法務大臣 松島みどり氏


松島みどり氏は、自分の選挙区で夏に、「うちわ」の形をしたチラシを配ったことを理由に、野党から厳しく批判されました。
政治家は、「政策」や「活動報告」をまとめたチラシを配ることは許されているのですが、それ以外のものを配ることは賄賂と見なされてしまうため、禁止されています。そのため、うちわも有権者への寄付=得票を狙った賄賂の一部と見なされ、激しく抗議を受けます。

松島みどり氏は「うちわのように見えるかもしれないが、資料だ」と苦しい釈明を述べています。
例えチラシじゃなくて「うちわ」であったところで、どれだけの有権者が「やった!得した!見返りに投票しよう」と思うかは怪しいところですね。

政策に関するチラシは、ほとんどの方が関心を持ってくれず、なかなか受け取ってもらえないもの。夏=暑い=うちわに政策を書こう!という、ちょっと面白いアイディアで有権者が政治家からのメッセージを目にしてくれるのなら、素晴らしいことがとは思うのですが・・・

しかし、松島氏自身が法律を司る法務大臣であったこともあり、批判の責任を取り、辞任されました。

「ドリル大臣」こと、経済産業大臣 小渕優子氏


第84代内閣総理大臣を務めた小渕恵三氏の娘で、26歳という若さで初当選、その後も出世街道を進み、5度目の当選の後、経済産業大臣に就任します。経産相ポストに女性が就任したのは初めてのことで、注目を集めました。

しかし、自身の資金管理団体の会計に不明瞭な点が多く、中には支援者たちを野球観戦ツアーや演劇に格安で案内しており、「利益供与」との疑いがおきました。

さらには、家宅捜索では、会計書類を保存していたパソコンのHDDが、ドリルで破壊された状態で見つかったことから証拠の隠蔽ではないかとの批判の声とともに「ドリル優子」といったアダ名まで飛び交うまでに。松島みどり元法務大臣と時を同じく、責任を取り、辞任されています。

政治と金の問題ばかり・・・農林水産相 西川公也氏


農林水産相であった西川公也氏は、自身の政党支部が国の補助金を受けた企業などから献金を受けていたことの責任を取り、辞任されています。これは、国からの補助金が、

【国】→(補助金)→【企業】→(献金)→西川公也

と、実質的に国の補助金が西川公也氏に流れている、という指摘でした。

 

TPPの立役者 甘利明経済再生相←New!!


そして先月1月28日、甘利明経済再生相が金銭の授受疑惑をうけて、辞任されています。

 

計4名。一方で業績にも注目したい


以上、4名の大臣のスキャンダル、辞任について見てきました。
こう見ると、思ったよりも多い、そしてそれぞれ濃いですね。普段ニュースを目にする時は、こういったスキャンダルに目が行きがちです。もちろん、不正は正されるべきですが、同時にスキャンダルだけに注目することなく、普段から政治家の業績を評価できるよう、心がけたいですね。

 
増沢諒

増沢諒

増沢諒 1988年長野市出身。早稲田大学、東京工業大学 修士課程修了。研究テーマは「政治家のSNS利用」。 2014年マニフェスト大賞受賞。ITベンチャー企業や政治家秘書を経て、現在選挙ドットコム 編集長。

Twitter : https://twitter.com/ryo_masuzawa

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