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袖ヶ浦市長選挙ドタキャンでプロレスラー・大仁田厚が電流爆破デスマッチ選挙を未然に回避



選挙ドットコム編集部
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元参議院議員でプロレスラーの大仁田厚氏(57)が、千葉県袖ヶ浦市長選挙(18日告示、25日投票)に立候補する意向を表明した後、正式な出場会見を延期していましたが、14日会見を開き、出場を取りやめる意向を示しました。

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にわかに注目を浴びる人口6万人都市


袖ヶ浦市長選挙には、7月31日に現職の出口清市長(69)が3選を目指して無所属で立候補する意向を表明し、8月28日には同市議の福原孝彦氏(59)が無所属で立候補することを表明していました。

現職と新人の対決構図になるかと思われていたところ、10月1日、突如として「外側」から出馬表明を行った大仁田氏の言動が注目され、出場理由については次のように報じられました。
「今年7月に同市内で開催されたプロレス興行のため、2月ごろから市内で営業や宣伝活動を行ってきたと説明。『隣の木更津は繁栄しているのに、なぜ袖ケ浦はこんなに簡素なのかと感じた。何とかできないかと思った』と経緯を述べた。

その上で、『袖ケ浦に縁もゆかりもないとの批判は承知の上で興味を抱き、(市の)問題点を考えてきた』と指摘。『地方の特色を生かしながら商店街を変えていくしかない。その土地に生まれてないからこそ分かることはたくさんある』などと述べた。」

大仁田氏「出馬に意欲」 袖ケ浦市長選(10月1日千葉日報)

また自身のフェイスブックでも、次のような思いが綴られていました。


俺たちが未来の子どもたちのために…
何ができるのか?
悩んではいけないのか?

袖ヶ浦市が全国に様々な日本の問題点を指摘できる都市にしたい…

いま全国で展開している地方創生やいじめ問題…
一生で自分がやりたいと思うことを

胸いっぱい考え悩み…

批判を受けても

希望や夢をすててはいけないと…

大人が教えていくことが大切だと思うのだが?

袖ヶ浦を一歩一歩

歩いて回る

大仁田厚

Posted by 大仁田 厚 on 2015年10月3日



その上での大仁田氏の出場とりやめの報に、再び人口6万人の地方都市が注目を集めています。

「大仁田あつし」の選挙歴


大仁田氏は長崎市出身で、プロレス界では電流爆破デスマッチを行うなど、過激なスタイルで一世を風靡。タレントとしてTVでも活躍し、「ファイアー!!」のかけ声はお茶の間にも浸透しました。

2001年7月の参議院議員選では、その知名度を活かし自民党公認候補として比例区から出馬し、全国から支持を集めて当選。小泉チルドレンと呼ばれていましたが、2007年7月の参院選を前に政界から引退。その後、2010年の長崎県知事選挙では無所属で出馬しましたが、前知事の中村法道氏に大敗しました。

出場とりやめのワケ


大仁田氏にとって、縁もゆかりもない袖ヶ浦市での唯一の実績は、市内で開催された「『ちびっ子のイジメ撲滅・元気ハツラツ〜本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜地方創生!超花火プロレス』」のみ。

それでも元政治家の目には、地方都市が抱える問題を無視することができなかったようですが、出場とりやめの理由については次のように報じられています。
「その土地を知らずにその土地で仕事ができるのか、と問うと愚問になってしまうことを痛感しました。馳さんが、文科大臣になられたので波に乗ろうと思った。決断に時間がかかったことをお詫び致します。

現市長の2期8年。もっとやれることがあるだろう。人口は横ばい状態で、地方自治はどんどん苦しくなる。財政苦しくなり雇用もなくなる。この2週間いろいろ考えましたが、私、大仁田厚はまだまだ勉強不足。出馬しないことを決意致しました。」

大仁田氏、袖ケ浦市長選への出馬取りやめ(10月14日スポーツ報知)

大仁田氏の出場とりやめにより、告示目前の袖ヶ浦市長選挙は、3選を目指す現職市長と、4期務めた市議との一騎打ちの構図に元通りとなりましたが、ファイアー大仁田効果で温まったリングでどのような選挙が繰り広げられるのか、また袖ケ浦市民がどのような判断を下すのか、今後も注目したいと思います。

 
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