選挙ドットコム

主要3候補のネット選挙の戦いを分析(埼玉県知事選特集)

2015/8/3

勝つ!政治家.com

勝つ!政治家.com

来る8月9日日曜日に投票が行われる埼玉県知事選挙。5人の立候補者のうち、今回は上田きよし氏、柴田やすひこ氏、つかだ桂祐氏の3人がどのようにネット選挙を戦っているかをまとめてみました。

1)上田きよし氏

まずは、埼玉県知事を3期務め、4期目の立候補を表明した上田きよし氏のネット選挙活動について見ていきましょう。

http://ueda-kiyoshi.com/

選挙戦に入る直前にホームページをリニューアルした上田きよし候補。

スマートフォン用のサイトも用意されており、環境を整えての選挙入りとなりました。

uedahp

まず最初に注目したのは、ホームページ自体のタイトルを「上田きよし〜埼玉県知事選の投票日は8月9日です〜」とし、検索エンジン検索結果画面での表示を含め、投票日のアピールをしっかり行っており、使えるスペースは全て使って訴えかけていこうという意気込みも伺えます。

調査時点でホームページ上のブログ更新は見られませんが、翌日の街宣予定などは更新されているようです。またYouTubeの動画を利用して、埼玉県知事選挙への決意や出陣式・街頭演説の様子をアップしています。

動画投稿5日後である7/31現在の再生回数は約240回。ほかの2候補者の動画再生回数は多くても2桁がやっとという事実と比較すると、圧倒的に多い回数となっています。

(ちなみに、YouTube上でのチャンネル表示名は「きよし上田」となってしまっています、、、)

運用開始日は6月29日となっていることから、この選挙を意識してアカウントを作成したとみられます。また、YouTubeチャンネル自体の登録者は3人と、今回の3候補の中では一番少ない数となっています。
Twitterによる活動はしていない様子の上田氏。Facebookの運用を開始したのはYouTubeと同じく今年6月29日で、Facebookも同様にこの県知事選に狙いを定めての運用の開始と考えられます。

7月23日の告示日以降は、写真付きで数時間おきに選挙活動の様子が投稿されています。内容としては街頭演説の模様が主で、本人画像、スタッフ画像、選挙カーや応援演説をしてくれる人、演説を聞いている聴衆の方々の様子を訪れた地域ごとにアップし、現場の様子を伝えています。

告示日以降の投稿回数は約50回。毎回の投稿で、40〜60Likes(いいね)を記録しています。7/30現在、ファン数は480人。固定のファンや支援者が多くいることを、現職の強みとしてFacebook上の写真を通じてアピールしています。

 uedaFB のコピー

2)柴田やすひこ氏

http://www.saitama-minsyukensei.jp/

埼玉民主県政の会代表の柴田やすひこ氏。

ネットでのアピールにはかなり力を入れているように見受けられ、ホームページはもちろん、Facebook、Twitter、YouTubeと多くのツールを活用しています。

ただ、ホームページのスマートフォン対応はまだされていないようです。

shibatahp

告示日以降のFacebook投稿回数は約30回で、1投稿あたりの平均的なLies(いいね)数は20前後。ファン数は約350人で、アカウント名は自身が代表を務める「民主県政の会」での運用となっています。

shibatafb

Twitterに投稿されているものは、Facebookと連動しておりほぼ同じ内容です。Twitterアカウントは自身のフルネームで登録されており、フォロワー数は約1000人。

Twitterアカウント作成時期は2011年6月となっており、以前から意見発信の場として活用していたようです。

また、柴田候補のYouTubeの活用の中で目を引いたのは、動画作成の方法です。

動画の内容はほぼ変わらないものの、各地域の有権者にそれぞれ訴えかけようと、タイトルの一部を変え「○○市・町のみなさんへ」という動画を約60地区分投稿しています。

ここまで行うことはなかなか骨の折れる作業だったであろうとも推測されますが、このような各地域の有権者の心を細かく拾っていきたいという柴田氏の想いなのでしょうか。ただ、視聴回数0〜1ケタ台という動画が大半を占めているようで、実際の効果というところまではまだ届いていないようにも見受けられます。

shibatayt

https://www.youtube.com/channel/UCe-6hmVAzsdb7IhQnhXjusg/playlists

また、柴田氏の特徴的なものとしては、応援ソングを作っていることも挙げられます。歌へのリンクは自身のホームページに貼られているのはもちろんのこと、Facebook、Twitterでも応援ソングについて宣伝しています。 (ちなみに、応援ソングは合唱曲のような歌ですが、再生回数は7/31現在約200回)

♪柴田やすひこ応援ソング「暮らしに憲法が生きるように」

https://www.youtube.com/watch?v=LF9OFbDJNrU&index=4&list=PLMGFs3Lx73ZGSa0Wz3LJppBeeFCTktQut

YouTubeチャンネル自体の登録者数は12人、開設が7/5とまだ日が浅いことも登録者数が伸びていない原因の一つかもしれません。

3)つかだ桂祐氏

http://tsukada-keisuke.jp/

続いてはつかだ桂祐氏についてです。 つかだ候補も積極的にネットを活用していますが、上田候補と同じくTwitterは運用していません。

hp

他の候補者と違った試みをしているのは、告示日以降、毎日選挙活動の報告記事をPDF化してホームページに載せていることです。

Facebookでは、他の候補者同様街宣活動のたびに写真を投稿しているつかだ氏ですが、Facebookのアカウントを持たないインターネットユーザーを対象にした活動報告でしょうか。

ホームページは選挙直前に立ち上げられたようですが、現時点ではスマートフォン用のサイトはない模様です。

tsukadahp

Facebook投稿回数は、告示日以降約70件で、今回ご紹介した3候補の中では投稿回数ではトップに立っています。Facebookページのファン数は7/31現在で約300人。Facebookページ上のファンの数では一番少ないつかだ候補ですが、平均Likes(いいね)数は20〜40で、他の候補者と比べて遜色ない数値になっています。

Youtubeチャンネル登録者数は21人、こちらも開設が7/3とまだまだ新しいことも影響していると思われますが、チャンネル登録を促す取り組みが今回の候補者にはなかったのかも知れません。

4)Yahoo!リアルタイム検索での比較

最後にYahooリアルタイム検索にて各候補のお名前を検索して比較してみました。

【上田きよし候補】

ueda

【柴田やすひこ候補】

shibata

【つかだ桂祐候補】

tsukada

こちらの結果を見ますと、上田きよし候補だけがややネガティブな反応が多いようですが、柴田やすひこ候補、つかだ桂祐候補はややポジティブな反応が多いと判断されているようです。

まとめ

以上簡単ではありますが、埼玉県知事選の主要3候補のネット選挙活動について見てきました。 特に、ホームページ、Facebook、YouTubeの動画という3本はどの候補者にとってもネット選挙の柱と言えるものなっています。

Facebookのファン数や動画の再生回数といったところでは上田氏が優勢となっていますが、この3人の中で唯一Twitterを運用し約1,000人のフォロワーを抱え、自分の応援ソングまで作っている柴田氏や、Facebookでの発信力でも劣らないつかだ氏の勢いもまだまだこれからというところで、選挙中のネット活用での戦いも、最終盤に向け予断を許さない状況となっています。

残りの期間もネット上での戦いにさらに注目していきたいと思います。

 

この記事をシェアする

勝つ!政治家.com

勝つ!政治家.com

国会議員・地方議員、これから政治家を目指される候補者のインターネット活動を支えるサービス。ネット選挙同行の調査も常に行っており最新のネット選挙情報などをお伝えしていたします。

選挙ドットコムの最新記事をお届けします

ホーム記事・コラム主要3候補のネット選挙の戦いを分析(埼玉県知事選特集)

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtube