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全国最低投票率の返上なるか!?投票率と上田知事の得票推移(2015埼玉県知事選特集②)

2015/7/21

選挙ドットコム編集部

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前回は着々と足場を固める現職の上田清司知事と、独自候補擁立にこだわった自民党埼玉県連の動きを時系列で整理してみました。

実は埼玉県知事選挙は、ここ数回特に低投票率が続いており、前回は全国最低記録を更新してしまいました。今回は、埼玉県知事選における投票率の推移に注目したいと思います。

下がり続ける投票率

埼玉県知事選挙の投票率と上田知事の得票数

埼玉県知事選挙の投票率と上田知事の得票数

上田知事は2003年に3期目途中で衆議院議員を辞職し、埼玉県知事選挙に無所属で出馬しました。8人の立候補者の中で、事実上の一騎打ちとなった自民党埼玉県連推薦の元総務事務次官の候補者に約35万票を超える大差をつけ初当選しました。 この選挙は土屋義彦元知事の長女が、政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことを発端として元知事が辞職したため行われたました。3期11年間続いた土屋県政の政治とカネの問題が問われた選挙でしたが、投票率は35.80%とそれほど高くはありませんでした。

続く2007年の知事選では3人の立候補者が立ち、事実上現職と共産党推薦候補者との一騎打ちとなりましたが、ダブルスコア以上の票差で上田知事が圧勝しました。投票率は27.67%と前回から8ポイント以上下がりました。 そして2011年の知事選でも3人の立候補者が立ち、再度現職と共産党推薦候補者との事実上の一騎打ちとなりましたが、約7倍の大差で上田知事が圧勝。投票率は24.89%となり、知事選における史上最低記録となりました。

投票率低下も上田知事の得票は増加

下がり続ける知事選投票率の中、共産推薦候補の得票は2007年の389,875票から171,750票へと半減しました。その一方で上田票は2003年の808,092票から、2007年に1,093,480票、2011年に1,191,071票と着実に票を伸ばしており、県民人気の高さが伺えます。投票率が毎回低下し続けたのは、上田知事の勝利がわかりきっていることから、選挙が盛り上がらなかったという見方もあります。

これまで圧倒的な強さを誇ってきた上田知事ですが、間もなく告示を迎える2015年埼玉県知事選選挙では、多選自粛条例を破っての4期目出馬へ批判の声も聞かれます。今回は党勢を拡大している共産党推薦の柴田やすひこ氏だけでなく、自民党埼玉県連推薦の塚田桂祐氏という有力な対抗馬が出馬し、過去2回よりも激しい選挙戦が展開されると思われます。

全国最低投票率返上へ埼玉県知事選挙が盛り上がるよう、選挙ドットコム編集部では引き続き特集記事を組んでいきます。

 

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